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  • 執筆者の写真今宿 裕昭

【グッドモーニング・データ】12品目:22年4月に施行される「プラスチック資源循環促進法」(プラ新法)によって削減が義務化されるプラスチック製品の種類

更新日:2022年3月14日


毎日の日経新聞の記事の中から、気になるデータをピックアップ。「CHANGEをCHANCEに」変える中小企業経営者のヒントとなるようなデータをお届けします。




2022年2月28日 日経新聞 7面 オピニオン1


明日から3月。今年に入ってから、もう2ヶ月が過ぎ去ってしまいました。早すぎる!今日はあと1ヶ月後に施行される「プラ新法」について、気づいたことをみなさんに紹介します。法律の変化は必ずやってくる未来の社会を先取りするチャンスです。

今回の新法では、中小企業の負担が大きくなることが予測されています。が、逃げるわけにいきません。できる範囲で、CHANGEをCHANCEに!一緒に考えましょう!


目次


  1. プラ新法とは

  2. 環境省のアクション

  3. キャンプのススメ


プラ新法とは

プラスチック資源循環促進法について、最もわかりやすく解説してくれているサイトをご紹介します。





いろいろ端折って、我々生活者にとって、一番大きな変化は、以下の12品目が有料化される可能性が、高いということです。あと法律施行まであと1ヶ月なのに、まだ「可能性が高い」って。。。

  • フォーク・スプーン・ナイフ・マドラー・ストロー

  • ヘアブラシ・くし・カミソリ・シャワー用キャップ・歯ブラシ

  • ハンガー・衣類用カバー

フォーク・スプーン・ナイフ・マドラー・ストロ

これは、コンビニやスーパーでよくもらえるやつですね。これらが有料になることで、レジで「必要ですか?」と聞かれるようになります。

逆にいうと、レジで働く人が無茶苦茶大変になる、ということです。

ブラックしかコーヒーを飲まない人が、いつも店員さんに「あ、ミルクと砂糖、いらないです」という、あの感じ。新しく生まれる、この会話、何かに活かせないかな。


ヘアブラシ・くし・カミソリ・シャワー用キャップ・歯ブラシ

これは主にビジネスホテル、とかで、無料で使えたプラ製品ですね。

部屋に入ってから「これまで当たり前にあったものがない」ことに気づくと、いろいろと厄介なことになりそうです。おそらく、フロントでチェックインするときに、「これらはすべて有料になっております」と言われ、慌てる人が増えるんじゃないかな。

使い捨てではない、携帯用の歯ブラシが増えるといいですね。

ワタクシのおすすめはこちら。


ハンガー・衣類用カバー

これは、クリーニング店。ただでさえ、価格競争が激しい業界なのに、このプラ製品を有料化はできない可能性が高いんじゃないでしょうか。

特に衣類用カバーなんて、使わないわけにいかないだろうし。ちなみに、ワタクシの利用しているクリーニング屋さんでは、ハンガーはプラスチック製です。もちろん、毎回返却しています。


いずれにせよ、今回の新法施行によって、中小企業に負担がのしかかるのは、避けられそうにない状況だと思います。

だとしたら、このような法律が施行される意味合いについて、もっともっと生活者側で理解を深め、みんなでより良い社会を実現する方向に持っていかなきゃな。と。


今日の記事を読んで、このCMの意味が、やっと理解できました。すみません。

カップヌードルの蓋のシールを廃止して、猫耳みたくしたのも、記憶に新しいですよね。

環境省のアクション

今回の新法施行にあたって新たに作成された、環境省が作成した特別サイトを見つけました。


イラスト入りで、カラフルなサイトですが、情報の中身がわかりにくい。


プラスチック えらんで 減らして リサイクル  このキャッチフレーズだと、何かが新しく始まる感じが弱くないですか? って、いうのは簡単ですね。すみません。


いろんな事情があったんでしょう。想像できます。関係者の皆様、お疲れ様です!

さらにさらに、探してみたら、ありました。説明動画。


PR動画のアニメーションは、さかなクンが描いた原画を元に作成しており、環境省サステナビリティ広報大使の西川きよし師匠、さかなクン、トラウデン直美さんが、プラスチック資源循環の新法の背景や皆様にご協力いただきたい取り組みをわかりやすく紹介します。

西川きよし師匠の「小さなことから、コツコツと」

生活者が留意すべき点として、この言葉が、一番響きました。おっさんだからかな。。。若い人たちには、誰のどんな言葉が届くんだろう。教えてほしいです!


さらに、このサイトをいろいろ掘っていくと、環境省の補助事業「11億円の予算で実証事業」の募集がありました。


しかし、この情報もわかりにくい。階層が深すぎる。中小企業のうち、何社がこのページにまで辿り着くのだろうか。


この手の新しい取り組みへの資金の支援情報もセットで、わかりやすく中小企業に届けるにはどうしたら良いのか。やはり、グーグル先生に活躍していただくしかない、のかなと。

つまり、中小企業こそ、情報検索能力を高める必要があると思います。


中小企業の経営者の方って、案外、グーグル先生を使う人、少ないんですよね。ヤフーニュースをポータルにしている人が多いのか、Googleの使用率が低い印象があります。


いつもお仕事をご一緒させていただいている経営者の皆さん、そしてこれからブランディング講座などで新しくお知り合いになる経営者の皆さんに「なんでもすぐに調べるスタンス」を習慣化することを、強力におすすめしていきます。

キャンプのススメ

ワタクシは、子どもが生まれたのを機にキャンプを始めました。もう15年以上になります。

最初の頃は、使い捨ての紙皿や割り箸を使っていたのですが、ソロキャンプを始めてからは、使い捨ての食器・カトラリーの使用を、一切やめました。


キャンプは、アウトドアで自然に触れるので、否が応でも環境に良い生活を意識するようになります。使い捨ての食器を使うなんてありえない。環境に負荷の少ない洗剤を使用するとか、あるいは、現地では洗い物をせず(ペーパータオルで汚れを拭くだけ)家で洗うようにしています。


だからこそ、洗いやすくて、気分があがるものを探して、使っています。

最後に、ワタクシがキャンプで使っている商品をいくつか紹介します。少し値段が張りますが、何度も使うことと、使う時の気分の上がりっぷりを考えると、少しいいものを買う方がいいなと考えました。

シエラカップ

チタン箸

ステンレス皿

カトラリーセット


最後を除いて、結局、全部スノーピークなんです。。。でもでも、ほんとに、おすすめです。


今日も、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。




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