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中小企業こそ生成AIを味方につけるべき──今日から始める3つのポイント

「生成AIは大企業のもの」と思っていませんか?実は、リソースの限られた中小企業こそ生成AIを活用すべきです。博報堂29年の経験と、20社以上の中小企業支援実績から見えてきた、生成AI活用の3つのポイントをお伝えします。

#生成AI#ChatGPT#中小企業#DX#業務効率化
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中小企業こそ生成AIを味方につけるべき──今日から始める3つのポイント

こんにちは、ステップアウトマーケティング代表の今宿裕昭です。

「生成AIは大企業が使うもの」
「小さな会社にはまだ早い」

そんな声を経営者の方からよく聞きます。

でも、僕の結論はまったく逆です。
むしろ、中小企業こそ生成AIを活用すべきなんです。

僕自身、Webサイトに実装した「AIチャットボット」と「マーケティング課題診断」の機能を、外注せず1日で形にできたのは生成AIのおかげでした。
限られたリソースをどう補うか──そこで圧倒的な力を発揮するのが生成AIです。


なぜ中小企業こそ生成AIなのか

中小企業は「人」「時間」「予算」が慢性的に不足しています。
だからこそ、“もう一人の社員”としてのAIが効いてくる。

  • 24時間働く
  • 文句を言わない
  • 得意領域が広い
  • ミスが減る
  • 初期コストがほぼゼロ

使い方次第で、組織のパフォーマンスが驚くほど変わります。


ポイント1:まずは“時間のかかる定型作業”をAIに任せる

生成AI活用のスタート地点は、難しい技術でも高度な知識でもありません。
とにかく今の業務から「時間泥棒」を見つけること。

たとえば次のような作業です。

  • 議事録作成:メモを貼り付けるだけで整理してくれる
  • メール文面づくり:意図だけ伝えれば丁寧な文章に
  • 企画書・提案書の初稿:構成案から文章までAIが作成
  • データ分析の下ごしらえ:Excelを読み込ませるだけで要点を抽出

僕は毎日、ChatGPTやClaudeを“壁打ち相手”として使っています。
思考が止まりそうなときも、AIに投げかけるだけでアイデアが一気に広がる。

一人で悩むより、AIと並走するだけで思考スピードは数倍に跳ね上がります。


ポイント2:マーケティングに使うと“成果が出るまでの速度”が変わる

マーケティング領域は、生成AIが最も力を発揮する部分です。

  • SNS投稿文の作成:1テーマから複数パターン
  • ブログ記事のドラフト:構成・文章まで一気に生成
  • キャッチコピー案出し:10案でも、100案でも瞬時
  • 顧客メールの最適化:トーンの調整も簡単

ただし、ここで大事なのは
“AIに丸投げしない”こと。

戦略の設計、言葉のニュアンス、ブランドの一貫性。
これは機械ではなく、人間にしか判断できません。

僕が博報堂で29年間携わってきた経験からも、
「何を伝えるか」は人が決め、「どう伝えるか」をAIがサポートする構図が最も強いと断言できます。


ポイント3:新規事業開発のスピードを一気に引き上げる

生成AIは、アイデア出しからプロトタイプまで“一気通貫”でサポートしてくれます。

  • アイデアのブレスト:課題を投げるだけで複数案
  • 市場調査の整理:トレンドや競合情報を短時間で把握
  • 事業計画のドラフト:構成案→文章化まで自動生成
  • プロトタイプ作成:簡単なアプリやLPならAIだけで作れる

先ほど触れた「AIチャットボット」と「課題診断」も、僕はエンジニアではありませんが、生成AIの助けを借りて1日で形にできました。

「予算がない」「人がいない」「技術者がいない」
──そんな理由で止まっていたプロジェクトも、AIがあれば前に進みます。


すぐに始めたい方のためのチェックリスト

生成AI活用は“準備8割”。
まずは次の質問にチェックしてみてください。

Step 1:現状の棚卸し

  • 時間のかかる作業が明確になっている
  • 外注したいが予算が足りない業務がある
  • 人手不足で後回しになっている仕事がある

Step 2:目的の明確化

  • 効率化/マーケ強化/新規事業のどれに使うか決めている
  • AIで“何を達成したいか”を言語化している

Step 3:まずは小さく始める

  • 1つの業務だけで試してみる
  • 完璧よりスピードを優先する

Step 4:改善の仕組みを作る

  • 効果を振り返る場がある
  • 社内で成功事例を共有できている

どれか1つでもYESがあれば、もう始める準備は整っています。


まとめ:生成AIは“もう一人の社員”になる

生成AIは魔法ではありません。
けれど、正しく使えば確実に組織の生産性を底上げしてくれる存在です。

  • 働き続けてくれる
  • 低コスト
  • 多才
  • ミスを減らす
  • 思考のスピードが上がる

中小企業こそ、この武器を手にするべきです。
あなたの会社の“これから”を早く、強くするために。


生成AIの活用について相談したい方へ

「どこから始めればいいかわからない」
「自社の場合、何に使えるのか知りたい」

そんな方のために、僕が主宰する**IMA-JUKU(今塾)**では、生成AIの個別コンサルティングを行っています。
現場に合わせた使い方を、一緒に設計していきます。

まずはお気軽にご相談ください。

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