経営哲学・地域活性化

「信ずれば成り、憂えれば崩れる」──倫理法人会での学びが、太郎坊チャレンジ成功の原動力になった話

2021年1月から草津市倫理法人会に所属し、モーニングセミナーも倫理経営基礎講座もほぼ皆勤で通い続けてきました。その中で学んだ「信成万事(信ずれば成り、憂えれば崩れる)」という教えが、滋賀県でのビジネス、特に「太郎坊チャレンジ」の2年連続開催とスポーツ庁採択という成果の原動力になりました。倫理法人会とは何か、どんな学びがあるのか、そして「信じる力」がどうビジネスを変えるのか──61歳、博報堂出身の僕が4年間の実践から語ります。

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こんにちは、ステップアウトマーケティング代表の今宿裕昭です。

2021年1月。僕は草津市倫理法人会のモーニングセミナーに初めて参加しました。 朝6時半。知らない経営者たち。大きな挨拶の声。そして歌と朗読。

正直、最初は「ちょっと怪しいかも…」と身構えていました。 でも、その日から4年間。僕はモーニングセミナーも倫理経営基礎講座も、ほぼ皆勤で通い続けています。

なぜか?

その理由の中心にあるのが、倫理法人会で出会った教え── 「信成万事(信ずれば成り、憂えれば崩れる)」

この言葉が、滋賀県でのビジネス、そして 太郎坊チャレンジの2年連続開催・スポーツ庁採択 につながる原動力になりました。

この記事では、僕が学んできたことを、実践者としての視点で丁寧にまとめます。


倫理法人会との出会い──最初は「怪しい」と思っていた

初めて参加したモーニングセミナーの朝。 場のエネルギーの強さに、僕は少し引いていました。

  • 朝6:30にスーツ姿の経営者が集まる
  • 元気な挨拶が飛び交う
  • 歌と朗読から始まる
  • 「明朗」「愛和」「喜働」などの独特の言葉

「これは本当に大丈夫なのか?」 そんな疑いを抱きつつ、でもどこか気になって翌週も行ってみた。

その繰り返しが、気づけば4年の皆勤につながりました。


倫理法人会とは?──宗教ではなく“実践の学びの場”

誤解されがちですが、倫理法人会は宗教ではありません。

  • 特定の神を信仰しない
  • 高額な寄付はない
  • ノルマも勧誘もない
  • 参加も退会も自由

倫理法人会が扱うのは、 「純粋倫理」──人として幸せに生きるための原理原則

これは宗教でも哲学でもなく、 “人間関係・仕事・家庭・地域”のあらゆる場面で使える実践知 なんです。


朝6時半のモーニングセミナーが続く理由

草津市倫理法人会は 毎週火曜の朝6:30〜 モーニングセミナーを行っています。

朝が早い理由はシンプルです。

  • 朝は心が澄んでいる
  • 学びがまっすぐに入る
  • 一日のリズムが整う
  • 習慣がつく
  • 「朝起き」の即行の実践が身につく

特に最後の 「朝起き」 は僕の人生を大きく変えました。

目が覚めた瞬間に“パッと起きる”。 これを毎日続けると、意思決定のスピードも上がり、迷いが減っていきます。


僕が最も影響を受けた言葉──「信成万事」

倫理法人会には「万人幸福の栞」に記された17ヶ条の教えがあります。

  • 明朗愛和(明朗は健康の父、愛和は幸福の母)
  • 苦難福門(苦難は幸福の門)
  • 万象我師(人は鏡、万象は我が師)
  • 心即太陽(希望は心の太陽である)
  • 人生神劇(人生は神の演劇、その主役は己自身である)

その中で、僕の人生を動かした言葉が、

「信成万事(信ずれば成り、憂えれば崩れる)」

これは、単なるポジティブ思考ではありません。

“信じて行動し続ければ道は開く。 疑いに支配されれば自ら失敗を呼び込む。”

仕事でも地域でも人生でも、痛いほど実感してきました。


太郎坊チャレンジ──「信成万事」を体現したプロジェクト

2020年に博報堂を早期退職し、東近江市に移住した僕は、 地域資源をブランドに変えるチャレンジを始めました。

その象徴が、 太郎坊宮の379段の石段を駆け上がる「太郎坊チャレンジ」 です。

実績

  • 参加者 約500名
  • 来場者 約2,000名
  • 参加者の 54%が県外
  • リピート率 30%以上
  • スポーツ庁「スポーツツーリズム創出事業」採択(2025)

ただ、ここに至るまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。


ゼロからの立ち上げ──不確実性の連続

地域でイベントをつくるのは想像以上に大変です。

  • 行政との調整
  • 神社との協議
  • 実行委員会づくり
  • 地域住民の理解
  • 安全管理
  • ボランティア確保
  • 予算集め
  • 認知ゼロからの集客

博報堂での経験があっても、 地域ブランディングは別物 。 関わる人も、意思決定も、時間軸もすべて違います。

それでも僕が前に進めたのは── 「信成万事」を実践し続けたから でした。


信じて動いた結果──驚くほどの“引き寄せ”が起きた

① 人との出会い

行政、神社、ボランティア、地域のキーパーソン。 “この人がいなかったら成立しなかった”という出会いが次々に起きた。

宮司さんは、どんな提案も前向きに受け止めてくださった。 イベント運営のプロも自然と現れた。 博報堂時代の仲間や日芸の教え子も力を貸してくれた。

② 情報

補助金の情報、他の階段イベントの知見、必要な専門家。 まるでタイミングを合わせてくるように集まってきた。

③ 資金

スポンサー、参加費、補助金。 どれも無理のない形で整っていった。

④ そしてスポーツ庁採択

生成AIと何度も往復しながら書いた提案書は、 最終的に採択という結果につながった。

信じて動くと、必要な人・情報・お金が流れ込んでくる。 倫理法人会で学んだ「人は鏡」「人生神劇」を、僕はここで深く理解しました。


倫理法人会で学べること──経営者にこそ必要な実践知

■ 経営者の“心の土台”

  • 明朗
  • 愛和
  • 喜働
  • 即行
  • 朝起き

形だけでなく、 行動(実践)に落とす文化 がある。

■ 人間関係の原理

親子・家庭・職場・地域。 すべての関係性に純粋倫理が活きる。

■ ビジネスの基礎

  • 苦難への向き合い方
  • 迷ったときの判断軸
  • 心のクセの整え方
  • 実践の積み重ね方

これらは、どんなMBAよりも即効性があると感じています。


僕が4年間、皆勤で通い続けられた理由

理由はシンプルです。

  1. 学びがすぐ実践できる
  2. 仲間ができる
  3. 自分が変わる
  4. 朝起きが習慣化する
  5. そして、仕事に直接効く

特に「信成万事」が太郎坊チャレンジの根底にあり、 実践と結果が見事に一致していきました。


倫理法人会は怪しいのか?──4年間の実践からの結論

最初の違和感は、今なら理由がわかります。

  • 朝のエネルギーの高さ
  • 声の大きさ
  • 歌や挨拶

これらはすべて、 心の状態を整え、行動力を高めるための設計 なんです。

そして、「朝起き」ができるようになることは、 人生そのものの基礎体力を引き上げてくれます。

僕の結論

倫理法人会は、経営者の人生を豊かにする“実践道場”です。


まとめ──「信成万事」は本当に現実を動かす

この4年間で僕が得た最大の学びはこれです。

信ずれば成り、憂えれば崩れる。

太郎坊チャレンジの成功は、まさにこの言葉の通りでした。

  • 人・情報・資金を引き寄せ
  • 地域のネットワークが広がり
  • 2年連続開催
  • スポーツ庁採択
  • 2,000人を超える来場者

すべては、「信じて、動き続けた」結果です。


草津市倫理法人会に一度来てみませんか?

  • 朝6時から学ぶ経営者コミュニティ
  • 実践的で、即効性のある学び
  • 人生を整える習慣
  • 無料見学OK

興味があれば、ぜひ一度足を運んでみてください。 きっと、あなたの中で何かが動きます。


お問い合わせ

地域活性化・ブランディング・経営相談については、下記からご連絡ください。

ステップアウトマーケティング合同会社 代表:今宿 裕昭 Email: info@step-out.jp Web: https://www.step-out.jp

お問い合わせフォーム 太郎坊チャレンジの詳細はこちら


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